【仕事で使える韓国語】韓国語で気をつけるべき丁寧語・敬語+おすすめ参考書6選【接客フレーズ】
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韓国語を学んでいる方は、敬語を学ぶところでつまづいてしまう方も多いですよね。
日本語と似ている言語である分、違いに遭遇した時に難しさを感じるからです。
今回は、初心者の方から、すでに韓国語を勉強していて応用を学びたい方に、勉強のコツと、おすすめ参考書を紹介したいと思います!
韓国語の敬語は日本語と似ている
韓国語は並びが日本語と同じだけではなく、敬語の中の段階も結構似ているんですよね。
例えば以下のような例が挙げられます。
このように、日本語のように使い分けをすることができます。
ただ、注意すべきポイントは敬語を使う頻度についてなのです!
日本語と違って、「こんな所でも敬語を使うの?」と言う表現がたくさんあるので、いくつか紹介します。
役職のついた名前は〇〇様
韓国で会社勤めされた方はお分かりだと思いますが、韓国語では役職に必ず「様」をつけなければいけません。
사장님(社長様) 과장님(課長様) 부장님(部長様) 대통령님(大統領様)
といったような形です。
日本では流石に役職に様はつけませんよね。
また、外部のお客様に社長の不在を伝える時「社長の田中は席を外しております。」と、へりくだって伝えると思うんですが、韓国では無条件に自分の目上の人は「社長様」と言わなければなりません。
私たちの社長様〜(우리 사장님~)
日本語で考えると「いつの時代かな?」と思うような表現をしていることに、慣れていきましょう。
私のご両親様?
また、韓国では目上の役職についている人だけでなく、身近にも様をつけなければならない人は存在します。
손님(お客様) 선생님(先生様) 아보님(お父様) 부모님(ご両親)
お客様は日本でも使いますが、ここで驚くのが「ソンセンニム」かもしれません。
先生という意味の선생님(ソンセンニム)は韓国語初級でも出て来るような簡単な単語。
ソンセンニムとただ覚えていたものの、実際は「先生様〜!」と先生を呼んでいたことになるんですよね。
そのほかにも、
우리 부모님이~(うちのご両親様がさ〜)
という風に、自分の両親に向かっても「様」をつけたりします。
別に上司と話しているわけでもなく、友達同士の会話でも「うちのご両親様がさ〜」という言い方をするのです。
韓国の敬語浸透率はすごいです。
韓国人の多くは親に敬語を使う
また、韓国人は成長するにつれて親に敬語を使うようになります。
小さく言葉がままならない頃はもちろん使いませんが、だんだんと敬語を使うようになるのです。
韓国ドラマだと、両親に話すシーンは絶対にタメ語だったりします。
もちろん全ての家庭がそうではありませんが、ドラマがそうであるほど、基準として「親には敬語」という概念があるということなんですね。
韓国語の敬語を学ぶ時のポイント1つ
それはまさに、韓国人になりきると言うことですね。
日本語脳のまま韓国語を話せるようになった方は、直接翻訳して考えてしまうので、間違った表現になってしまうんですね。
例えば「私の国では」と言いたい時に、「우리 나러에서는~」ではなく「저 나러에서는~」と言ってしまう。
韓国語では「私の国」「私の母」「私の学校」など、全て「우리(私たち)」で表します。
우리 어머님이~(私のママがね〜)
韓国語を直訳すると「私達のお母様が〜」となるので、同じように言うのに抵抗があるかもしれません。
でも、それが普通なのです。
無理に直訳する必要はなく、
とそのまま覚えるようにしましょう。
우리 선생님の直訳が、「私たちの先生様」であることは意識せずに覚えることが大切です。
では、そんな難しい韓国の敬語表現の、おすすめ参考書も紹介したいと思います!
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そんな韓国の敬語事情、実際に文化に染まってみないと分からないこともたくさんありますよね。
自分にあった本を見つけて、勉強することが大切です。
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・日本人は完璧を目指し、韓国人は間違いに寛容。
・日本人は「みんな同じ」が当然、韓国人は「意見が違う」のが当然。
・日本人には建前があり、韓国人はホンネで勝負する。
・日本人は空気を読み、韓国人は言葉通りに理解する。
・日本人はルールを重視し、韓国人は情を重視する。
・日本人は人とのスペースを保ち、韓国人は距離が近い。
・日本人は肩書きを重視し、韓国人は年齢を気にする。
韓流に興味が出てきた、ニュースでやってることだけじゃなく、自分で知りたい!異文化を知りたい!方におすすめです^^!
まとめ
日本語と韓国語は似ているけど違うところもある 敬語は、奥が深く面白い! 韓国人のマナーや文化を知ることが、コミュニケーションのカギ